「How」どういうふうに働いているの? 頑張っていることは?
外からみている仕事と、実際にやってみる仕事の印象はずいぶんと違うのかな?先輩たちがどんなことを思い、くじけそうな時、どう自分を奮い立たせているのか聞いてみよう。もし、自分が同じ立場だったらどうするかも、想像してみよう。
パティシエール(ケーキ職人)
板前(日本料理人)
父からよく「苦労は買ってでもしろ」と言われていました。
やめて地元に帰りたいと思うことはよくありました。でも、それは自分に対して悔しいじゃないですか。
怒られると、自分で「次はこうしよう」と考えるようになります。それが勉強だと思うんです。
庭 師
手袋をはずして作業すると、手から木の状態が伝わってきました。そして、木の気持ちを考えるようになりました。先輩から怒られてよかったと感謝しています。
お客さんから怒られることもよくありました。原因はしっかり話を聞こうとしなかった自分にあったのです。
グループ内で仕事を分けあったり、協力したりできれば、仕事の幅を広げることができると思っています。
農 業
3年目位までは、年に何度も失敗しました。
一定量を決まった日に出荷するノルマのしんどさはありますね。
農業に大切なことは経験と管理です。
人を管理するということは、今までよりも自分に厳しくしなければいけないのでその面が大変でしょうね。
建築の塗装業
自動車整備士
お客さんの大切な車をきれいに洗車するうちに、「これは整備の基本となる大切な仕事なんだ」とわかってきました。
命を預かる仕事なので、技術力の鍛錬は欠かせません。
環境重視の社会に適応する知識も求められます。日々学習し、成長していけるのが魅力ですね。
「ありがとう。これで安心」と言葉に出して感謝してもらえると、そのひと言がうれしくて、またがんばることができるんです。
エンジニア
大卒の人に負けたくないというハングリー精神のおかげです。言い訳するのがいやだったので、成果で見せるしかないと思いました。
何度失敗してもあきらめずにがんばったから、できたんだと思います。
グラフィックデザイナー
お客さんが説明したくても言葉にならない想いを、私が形にして見せたとき、「イメージどうりや、ありがとう!」と感謝されるのが嬉しいです。
アイデアが浮かばないと時間との戦いになります。デザインという仕事は、自分との戦いでもあるのです。
身の回りのすべてのもの、たとえば自然界の色やかたちまでもが仕事の参考になることにも気づきました。
ゲームクリエーター
クレジットタイトル画面に自分の名前が出た瞬間、震えるくらい感動しました。
気分転換すると、いい意味で割り切りができるようになります。徹夜はしない、休む時には休むのがいいですね。
頭の中にあるデザインの引き出しをもっともっと増やしていこうと思います。
営 業
知らない会社を回って注文を集める「飛び込み」という方法で、100軒回っても仕事をもらえず、辛い思いをしました。
初めてもらった注文は、とびっきりうれしかったですね。
あきらめが早い性格だったのですが、粘り強くなったと思います。努力しても無駄だとわかっていても、打ち込まなければならない時があります。
総務・人事 (医療や福祉にかかわる企業)
介護福祉士
弁護士
警察に逮捕された人は容疑者であって、犯人かどうかわかりません。
「おかげで、一家心中せずにすみました」との言葉をいただいたことがあり、とても心に残りました。
依頼者の人生を背負っており重い責任がある分、一生懸命になる。だから勉強になり、やりがいも大きいのです。
麻酔科医
新聞記者
落語家
お客さんに聞いてもらえるまで、最低100回けいこしなければお許しが出ません。
人の気持ちがわかり、雰囲気にあわせられるようになると、少しずつ芸もうまくいくようになりました。
むだのない自然な芸ができるようになりたいです。
JICA(ジャイカ)国際協力推進員
自分が持っている知識や技術を途上国で生活する人々と共有し、私たちも多くを学び尊重することができれば、それは国際協力で草の根の外交だと思います。
日本での経験を押しつけるのではなく、その土地にあった方法を現地の人と一緒に考える柔軟さや適応力が大切なのだと、思い至ったのです。
働くことについて考えてみよう
前へいろんな働き方を考えてみようトップへ
どんな働き方があるか考えてみよう先輩から仕事について教えてもらおうしごと図鑑トップへ

▲This Page Top

「When」いつ?「Where」どこで?「Who」誰と? 「Why」なぜこの仕事に?